女性の泌尿器の病気
過活動膀胱(OAB)
次の3つの症状のうち、2つ以上当てはまるもので、膀胱癌や膀胱炎、膀胱結石などを除いた膀胱の病気の総称です。
1) 尿意切迫感
急にトイレに行きたくなって、我慢できない。
2) 頻尿
尿が近い、トイレに行ってもすぐまた行きたくなる。
3) 切迫性尿失禁
トイレに行きたくなって我慢していると我慢しきれないで尿がもれてしまう。
このような症状をもたらす病気はたくさんあるのですが、原因はともかく膀胱が過敏になってしまっているわけですから、このような症状を治める治療はほとんど一緒です。
当院では、このような症状を持つ人に対して、原因の検索をすることと症状を除く治療を同時に行なうようにしています。
以前は、大学病院などでさまざまな検査をして、「病気がわからなければ治療できません」ということになったケースがあるのですが、この過活動膀胱という概念が認められてからは、症状を除く治療を中心に置くことができるようになりました。
お気軽に来院ください。
膀胱炎(ぼうこうえん)とは
外部からの尿道を介して膀胱の中に雑菌が入ることにより引き起こされるものです。
主な症状は以下の3つです。
尿の回数が増加。1回量が少なくなります。
症状の強い時は、10分間隔でトイレに行くことも少なくありません。これは膀胱内の神経が炎症によって常に刺激され、尿意をもよおすことによります。
残尿感もあることが多いです。
排尿の途中の痛みよりも排尿の後半または終了後に痛む事が多いようです。
これは炎症を起こした膀胱が排尿により急激に縮まり刺激されるためです。
下腹部や尿道口の痛みとなります。
細菌が尿の中で増殖し、白血球や炎症を起こした膀胱の粘膜がはがれたりして尿が白濁したり、膿のようなドロッとしたものが混在します。
臭いもきつくなることが多いようです。
特に腎盂炎に発展する場合もあります。再発が多いのも特徴です。
排尿を我慢していると細菌が膀胱で増殖しやすい環境を作ります。
仕事の性質上、途中でなかなかトイレに行けない人は休憩時間中に必ずトイレに行くようにして下さい。
最も多いのが自分の便による感染ですので、陰部を清潔に保つ必要があります。
排便後には多少なりとも肛門とその周囲には大腸菌が付着しています。
紙でこれを拭く際、後ろから前(肛門→尿道)へ拭くと尿道に菌が入りやすいため、日頃から前から後ろへ拭くように心掛けてください。
また便秘気味の人も膀胱炎になりやすいと言われますので、長期便秘にならないよう気をつけて下さい。
性行為中は細菌が尿道に侵入しやすい状況です。
万一入っても排尿をすぐにすれば洗い流す事が可能です。SEXの後はすぐにトイレへ行きましょう。
同時に陰部を軽くシャワーなどで洗い流していただくと更に予防できます。
風邪を引いたり、睡眠・栄養が不足している時は、体の免疫力が低下し細菌に容易に感染してしまいます。
その時は上記の1~4を特に注意してください。
脱水や水分不足は膀胱内の尿を濃くし感染をさせやすくしてしまいます。
再発を繰り返す人は水分を普段から多めにとるように心掛けてください。














